ビッグバンセオリー Season 3 Ep. 16

The Big Bang Theoryを使って日常会話の勉強をしています。自分の勉強も兼ねて、気になる用語や表現について解説をしていきます。

今回はシーズン3のエピソード16の冒頭部分です。シェルドン、レナードとハワードがコミックブックストアにいるところに、胸にスピーカーがついたTシャツを着たラージがやってきます。スピーカーからはスター・ウォーズのダース・ベイダーのテーマが流れています。

Leonard: Will you please turn your shirt off?
レナード:(ラージがに対して) シャツを脱いでくれないか?

Raj: What? I’m giving myself dramatic entrance music. People will know I’m awesome and to be feared.
ラージ:何だよ、ドラマチックな入場曲なんだよ。みんなに僕がスゴくて恐れられてるって知ってもらうんだ。

Howard: Yeah, right, there’s nothing more awesome and frightening than a man who’s got music blasting from between his nipples.
ハワード: そうだな、乳首の間から音楽が鳴り響く男ほど素晴らしくて恐ろしいものはないな。
– Blast music:大音量で音楽を流す

Leonard: Hey, Stuart, what’s going on?
レナード:やぁ、スチュアート、どうしたんだ?

Stuart: Well, you might want to mark your Google calendars. Stan Lee is coming to do a signing on Thursday.
スチュアート:そうだな、グーグルのカレンダーに印をつけておいたほうがいいかもよ。スタン・リーが木曜日にサイン会に来るんだ。-
– Stan Lee:マーベルコミックでスパイダーマンやX-メンなどのコミックの原作を手がけた人物

西勉強中
西勉強中

「You might want to」は:「~した方がいいかも」を意味する頻出の表現です。相手方に何らかの行為を柔らかく提案する際にネイティブがよく用いる表現です。教科書的によく習う「had better to」はかなり強い提案のニュアンスになり、失礼に受け取られる可能性があります。

Sheldon: Did he finally write a sequel to his autobiography? I’m sure ages 79 through 87 were just action-packed.
シェルドン:彼はついに自伝の続編を書いた?79歳から87歳まではアクション満載だったと思うんだけど。
– Sequel:続編

Stuart: No, just a regular comic signing. My uncle is his dermatologist and Stan’s doing him a favour.
スチュアート:いや、普通のコミックのサイン会だよ。僕の叔父が彼の皮膚科医で、スタンは彼の頼みを聞いているんだ。
Dermatologist :皮膚科医
– Do someone a favor:[Someone]に手を貸す、恩恵を施す

Sheldon: Oh, I don’t want to know that! How can I possibly discuss with Stan Lee the scientific foundations for interstellar flight on a silver surfboard when part of my brain will be scanning his face for signs of contagious skin disease?
シェルドン:そんなこと知りたくないよ!僕の脳の一部が、伝染性の皮膚病の兆候がないか彼の顔をスキャンしながら、銀のサーフボードに乗った恒星間飛行の科学的基礎についてスタン・リーと議論できるわけがない。
Contagious:伝染性の

Leonard: Stan Lee does not have a contagious skin disease.
レナード:スタン・リーに伝染性の皮膚病はないよ。

Sheldon: Well, look who thinks he’s Stuart’s uncle now.
シェルドン:おや、スチュアートのおじさん気取りだな。

Raj: Can’t believe it. We’re going to meet Stan Lee! [*スクリプトではこのように記載されていますが、「we could meet」と言っているように思います]
ラージ:信じられない。スタン・リーに会いに行くんだ!

Howard: I’m sad to say I taught him those moves.
ハワード: 僕がラージにその動きを教えたと言うのは悲しいな。

*****レナードの家に場面が移ります*****

Leonard: I can’t decide whether I want Stan Lee to autograph my Journey into Mystery 83, first appearance of Thor or my Fantastic Four number five, first appearance of Dr. Doom. (Raj presses his iPod. The theme from Jeopardy plays.) Alex, I’m going to go with what is… you’re a dumbass?
レナード:スタン・リーにサインしてもらいたいんだけど、『Journey into Mystery』83号、初登場のソーか、『Fantastic Four』5号、初登場のドクター・ドゥームか、決められないんだ。(ラージがiPodを押す。『ジョパディ』のテーマが流れる。)アレックス、僕はどっちにしようかな…君はおバカさん?

西勉強中
西勉強中

Jepordayは、クイズ番組であり、Alexの司会者です。ラージがJepordayのテーマを流したため、レナードがAlexに解答をする形で応答しています。

Sheldon: I’ve decided I’m going to have Mr. Lee sign my copy of this month’s Batman.
シェルドン:リーさんに今月のバットマンにサインしてもらうことに決めたんだ。

Howard: That’s crazy. Stan Lee had nothing to do with Batman.
ハワード: それはおかしいよ。スタン・リーはバットマンとは何の関係もない。

Sheldon: Yes, which is why no one else will ask him to sign one, and I will be the possessor of a unique, albeit confusing, artifact, which will set me apart from the hoi polloi of comic book fandom.
シェルドン:そう、だから誰も彼にサインを頼まないんだ。そして僕は、紛らわしいけども、ユニークな芸術品を所有することになり、オタク界の民衆とは一線を画すことになるんだ。
– Albeit:~だけれども、
– Artifact:芸術品
– Hoi polloi:民衆
– Fandom:おたく界、ファンの世界

Raj: That’s a great idea, I’m going to get him to sign a Batman as well.
ラージ:それいいね、バットマンにもサインしてもらおう。

Sheldon: What is it about the word unique you don’t understand?
シェルドン: ユニークという言葉の意味の何が分からないんだ?

Howard: Ow! Damn, paper cut. Nothing worse than a paper cut.
ハワード: 痛い!紙を切った。紙で切った傷ほどひどいものはないよ。

Raj: Well, obviously you don’t remember your circumcision.
ラージ:明らかに割礼のこと覚えてないみたいだね。
– Circumcision:割礼

Sheldon: There’s Neosporin and Band-Aids in my top desk drawer.
シェルドン: 机の一番上の引き出しに、ネオスポリンとバンドエイドがあるよ。

Howard: Why don’t you keep that stuff in the bathroom?
ハワード: トイレに置いとけば?

Leonard: He does. And in the kitchen. And in the car. And in his pocket.
レナード:あるよ。台所にもある。車の中にも。ポケットにも。

Sheldon: Yeah, but the ones in my pocket are mine.
シェルドン:うん、でもポケットに入ってるのは僕のだよ。

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