The Big Bang Theoryを使って日常会話の勉強をしています。自分の勉強も兼ねて、気になる用語や表現について解説をしていきます。
今回はシーズン3のエピソード15の冒頭部分です。いつもの4人が大学の食堂で食事をしています。ハワードは恋人のバーナデットと電話をしているようです。
Howard (on the phone): Yeah, I miss you, too, sweetie. Listen, I got to go, but I’ll see you tonight? Okay. Bye-bye. Yeah, bye-bye. No, you hang up first. Hello?
ハワード(電話中): ああ、僕も会いたいよ。もう切るけど、今夜会える?オーケー、バイバイ。うん、バイバイ。いや、君が先に切れ。もしもし?
– I got to go:もう行かないと、またね。詳細は後述。
Raj: Dude, I’m glad you finally got a girlfriend, but do you have to do all that lovey-dovey stuff in front of those of us who don’t?
ラージ:やっと彼女ができたんだね。でも、彼女がいない僕らの前で、そんなラブラブなことする必要ある?
Sheldon: Actually, he might have to. There’s an economic concept known as a positional good in which an object is only valued by the possessor because it’s not possessed by others. The term was coined in 1976 by economist Fred Hirsch to replace the more colloquial, but less precise neener-neener.
シェルドン:実は、彼はそうしなければならないかもしれない。位置財と呼ばれる経済学上の概念があって、これによればある物体は他の人が所有していないということによってのみ、所有者が価値を持つんだ。この言葉は1976年、経済学者のフレッド・ハーシュによって、より口語的だけど正確さに欠ける「ニーナーにーなー(やーい、やーい)」に代わる造語として作られたんだ。
– Coin:鋳造する、造り出す
Neener-neener:Neenerは、「べろべろばー」といった、子どもが他の子をあざける表現で、このシエルドンのように繰り返して発言することが多いです。
Howard: That’s not true. My happiness is not dependent on my best friend being miserable and alone.
ハワード: そんなことはない。僕の幸せは、親友が惨めで孤独であることに左右されないんだ。
Raj: Thank you.
ラージ:ありがとう。
Howard: Although, I’d be lying if I said it wasn’t a little bit of a perk.
ハワード: でも、それがちょっとした特典じゃないと言ったら嘘になるね。
Perk:特典、チップ
Leonard: Who’s miserable and alone?
レナード:惨めで孤独なのは誰?
Raj: Me.
ラージ:僕だよ。
Leonard: Oh. I used to be like that. Then I got a girlfriend.
レナード:ああ、僕も昔はそうだった。でも彼女ができた。
Sheldon: In pre-1976 terms, neener-neener.
シェルドン: 1976年以前の言葉で言うと、ニーナーニーナー。
Leonard: Hey, what are you and Bernadette doing for your first Valentine’s Day?
レナード:バーナデットと初めてのバレンタインデーはどうするの?
Howard: Yeah, I am pulling out all the stops. There’s a $39.95 lover’s special at P.F. Chang’s. Egg rolls, dumplings, bottomless wok, and you get your picture taken on the big marble horse out front.
ハワード:ああ、あらゆる手を尽くしているよ。P.F.チャンズで39.95ドルの恋人スペシャルがあるんだ。卵焼き、餃子、底なしの中華鍋、それに正面の大きな大理石の馬の上で写真を撮ってもらえるんだ。
– Pull out all the stops:目標達成のために全力を尽くす
Sheldon: Given that Saint Valentine was a third century Roman priest who was stoned and beheaded, wouldn’t a more appropriate celebration of the evening be taking one’s steady gal to witness a brutal murder?
シェルドン:聖バレンタインは3世紀のローマの司祭で、石打ちの刑に処され、斬首されたことを考えると、その夜のお祝いにふさわしいのは、恋人を連れて残忍な殺人を目撃することじゃない?
– Brutal:残忍な
Stoneには石打の刑にする、という意味もあります。
Howard: I understand your point, but given a choice, Jews always go with Chinese food.
ハワード: 言いたいことはわかるけど、ユダヤ人はいつも中華料理を選ぶよ。
「I got to go」とは
“I got to go”は、”I have got to go”を省略した形の表現で、日常英会話でよく利用されています。直訳すると「私は行かなければならない」という意味で、実際には、「そろそろ行かないと」や「もう行くね」というニュアンスで用いられます。
ビッグバンセオリーでも頻出の表現です。例えば、シーズン5エピソード19でハワードは、帰り際に、Howard: That’s my ride, got to go.と発言しています。