The Big Bang Theoryを使って日常会話の勉強をしています。自分の勉強も兼ねて、気になる用語や表現について解説をしていきます。
今回はシーズン3のエピソード9の冒頭部分です。ハワードとバーナデットがデートから帰宅している場面です。
Howard: So two years later, there’s a knock on the door, guy opens it, and there on his porch is the snail, who says, “What the heck was all that about?”
ハワード: 2年後、ドアをノックする音がして、男がドアを開けると、ポーチにカタツムリがいたんだ。そして、そのカタツムリが「いったい何だったんだ」って言っているんだ。
Snailはカタツムリのこと。
ここでの会話は途中からしか映されていないので詳細は分からないですが、ある男がカタツムリに対し何かをしたためにカタツムリがその男を追いかけたが、足が遅いので追いつくのに(その男の家に着くまでに)2年もかかったしまった、という笑い話です。しかし、この後のバーナデットの発言から、バーナデットはそのジョークの意味が分からなかったようです。
Bernadette: I don’t really get it.
バーナデット: よくわからないわ。
Get it:相手の意図が分かる、という趣旨で用いられます
Howard: Well, see, it took two years for the snail to… not important.
ハワード: カタツムリが2年かかって…(バーナデットがハワードにキスをします)どうでもいいことだよ。
Bernadette: Can I ask you a question?
バーナデット: 聞いてもいい?
Howard: Sure.
ハワード: もちろん
Bernadette: Where do you think this is going?
バーナデット: この先どうなると思う?
Howard: To be honest, I was hoping at least second base.
ハワード:そうだね: 正直なところ、せめて2塁にと思っていたんだけど。
Second baseは。恋人たちの関係に関するスラングです。野球がネタになっており、具体的には以下の種類があります。
– First base: キス
– Second base: 胸等腰より上を触る
– Third base:腰より下を触る
– Home base: セックスをする。
Bernadette: You’re so funny. You’re like a stand-up comedian.
バーナデット: あなたって本当に面白い。スタンダップコメディアンみたいね。
Howard: A Jewish stand-up comedian, that’d be new.
ハワード: ユダヤ人のコメディアンなんて新しいね: ユダヤ人のスタンダップコメディアンか、新しいな。
Bernadette: Actually, I think a lot of them are Jewish.
バーナデット: 実際、多くのコメディアンはユダヤ人だと思うけど。
Howard: No, I was just… never mind.
ハワード:いや、ただ…:いや、…気にしないで。
Bernadette: Look, Howard, this is our third date and we both know what that means.
バーナデット: ねぇハワード、 もう3回目のデートなんだから、お互いどういう意味かわかってるでしょ?
Howard: We do?
ハワード: ハワード: わかってる?
Bernadette: Sex.
バーナデット: セックスよ。
Howard: You’re kidding.
ハワード:冗談でしょ。
Bernadette: But I need to know whether you’re looking for a relationship or a one-night stand.
バーナデット: でも、あなたが関係を求めているのか、一夜限りの関係を求めているのか、知りたいの。
– one-night stand:一夜限りの関係
Howard: Okay, just to be clear, there’s only one correct answer, right? It’s not like chicken or fish on an airplane?
ハワード: オーケー、はっきりさせておきたいんだけど、正解はひとつだけだよね?飛行機のチキンや魚とは違うんだよね?
Bernadette: Maybe you need to think about it a little.
バーナデット: ちょっと考えたほうがいいわよ。
Howard: You know, it’s not unheard of for a one-night stand to turn into a relationship.
ハワード: 一夜限りの関係から交際に発展することは、前代未聞のことではないよ。
Bernadette: Call me when you figure it out.
バーナデット: わかったら電話して。
– Figure out:理解する
Howard: Three dates means sex? Who knew?
ハワード: 3回のデートでセックス?誰が知ってるんだ?
***レナードの家に戻ったハワードは皆にデートの報告をします。***
Howard: Greetings, homies, homette.
ハワード: ハワード:やあ、仲間たち。
Penny: Why are you back from your date so early?
ペニー: なんでこんなに早くデートから帰ってきたの?
Howard: In romance, as in show business, always leave them wanting more.
ハワード: 恋愛においても、ショービジネスと同じように、常に相手をもっと欲しがらせるんだ。
Penny: What exactly does that mean?
ペニー: それはどういう意味?
Leonard: He struck out.
レナード: 振られたんだよ。
Strike out:野球の三振アウトと同じですが、「拒絶される」や「デートの誘いを拒絶される」という意味で使われます。
***大学のカフェテリアでハワードがレナードとラージに話しかけます。***
Howard: Hey, did either of you guys know that three dates with the same woman is the threshold for sex?
ハワード: 君たち、同じ女性と3回デートするのがセックスの基準だって知ってた?
-Threshold:閾値、基準値
Raj: Actually, I’ve never had three dates with the same woman.
ラージ:実は、同じ女性と3回もデートしたことないんだ。
Leonard: With Penny and me, it took two years. Now that I think about it, that was three dates.
レナード:ペニーと僕は2年かかった。今考えると、3回デートしたことになるね。
Howard: Okay, well, before you and Penny hooked up, did she ask for any kind of commitment?
ハワード:そうか: じゃあ、ペニーと付き合う前に、彼女は何か約束を求めた?
Leonard: No, she was pretty clear about wanting to keep her options open.
レナード:いや、彼女は選択肢を広げておきたいとはっきり言っていたよ。
– Keep option open:選択肢を残しておく
Sheldon (arriving): I have something to announce, but out of respect for convention, I will wait for you to finish your current conversation. What are you talking about?
シェルドン(到着): 発表したいことがあるんだけど、慣例に配慮して、君が今の話を終えるのを待つよ。何の話をしてたの?
– Convention:慣例
Leonard: The cultural paradigm in which people have sex after three dates.
レナード:3回デートしたらセックスするという文化的パラダイムだよ。
– Paradigm:物の見方や捉え方