海外ドラマThe Big Bang Theoryを使って日常会話の勉強をしています。自分の勉強も兼ねて気になる用語や表現について解説をしていきます。
今回はシーズン3のエピソード21の冒頭部分です。レナード、シェルドンとハワードが食堂で食事をしているところにラージがやってきます。その際ラージがくしゃみをしてしまいました。
Sheldon: Hold.
シェルドン: ちょっと待って。
Raj: What?
ラージ:何?
Sheldon: Explain your sneeze.
シェルドン:くしゃみを説明してくれ。
– Sneeze:くしゃみ
Raj: I’m sorry?
ラージ: 何?
Sheldon: Do you have allergies?
シェルドン: アレルギーはある?
Raj: No.
ラージ:ないよ。
Sheldon: Is there too much pepper on your salad?
シェルドン:サラダにコショウかけすぎた?
Raj: I don’t put pepper on salads.
ラージ:サラダに胡椒はかけないよ。
胡椒をかけるという表現はいくつかあるようです。ラージのようにputということも可能ですが、sprinkleを使うことも可能です。
Sheldon: I’ve heard enough. Sit over there.
シェルドン: もう十分だ。あっちに座って。
Raj: Oh, come on. I don’t want to sit by myself.
ラージ:待って。一人で座りたくないよ。
Sheldon: That’s what Typhoid Mary said, and clearly, her friends buckled.
シェルドン:タイフイド・メアリーがそう言ったんだ、明らかに彼女の友達が腰を抜かした。
タイフイド・メアリーは歴史上の人物です。Googleで調べると1900年初頭の人物で、腸チフスに感染をしていたがその自覚がなかったために、彼女の周囲にいた多くの人に腸チフスを感染させてしまった人物のようです。そもそもアメリカ人が彼女を知っているのか、シェルドンのネタが理解できるのかは分かりませんが、ここではくしゃみをしても問題ないと言っているラージに対してタイフイド・メアリーも気づかずに多くの人に感染をさせていたんだ、と指摘をしています。
Raj: Guys, help me.
ラージ:みんな、助けてくれよ。
Howard: Sheldon, come on.
ハワード: シェルドン。いいじゃないか。
Leonard: Yeah, it’s just one sneeze. (Raj sneezes) You’re on your own.
レナード:ああ、たかが一度のくしゃみじゃないか。(ラージが再度くしゃみをします)(ラージに対して)一人で座りな。
Howard: See you, buddy.
ハワード: またな。
Sheldon: Oh, Leonard, I have something for you. Per our roommate agreement, this is your 24-hour notice that I will be having a non-related female spending two nights in our apartment.
シェルドン:ああ、レナード、君に渡したいものがあるんだ。非血縁者の女性が僕らのアパートに2泊することになっているから、ルームメイト契約に基づいて、その24時間前の通知だよ。
Leonard: When you say non-related female, you still mean human, right?
レナード:非血縁者の女性って、やっぱり人間のことだよね?
Sheldon: Of course. Pets are banned under the roommate agreement, with the exception of service animals, such as seeing eye dogs and, one day, cybernetically-enhanced helper monkeys.
シェルドン:もちろんだ。ペットはルームメイト契約で禁止されているんだ。ただし、盲導犬や、いつかサイバネティックで強化されたヘルパーモンキーなどの介助動物は例外だ。
– With the exception of:の例外を除いて
– Seeing eye dogs (Guide dog):盲導犬
Howard: Are you planning on kidnapping a woman?
ハワード: 女性を誘拐するつもりか?
– Kidnap:誘拐する
Sheldon: Sarcasm?
シェルドン:皮肉か?
Howard: Yes, but mixed with genuine concern.
ハワード:そうだ。でもまじな不安も混ざっている。
– Genuine:本物
– Concern:懸念
Sheldon: For your information, I’ll be playing host to Dr. Elizabeth Plimpton.
シェルドン:ちなみに、僕はエリザベス・プリンプトン博士をホストする。
– Play host:主催する
Raj: The cosmological physicist from Princeton?
ラージ: プリンストン大学の宇宙物理学者?
Sheldon: Yes. And until you acquire a surgical mask, please address your comments to me through a napkin. We’ve been corresponding for years about our mutual interest in gravitational wave signatures of inflatons in the early universe. And now she’s under consideration for a position at our university.
シェルドン:そうだよ。それから、サージカルマスクを手に入れるまでは、ナプキン越しに僕に向かって話してくれ。僕たちは、初期宇宙におけるインフラトンの重力波シグネチャーについて何年も連絡を取り合ってきたんだ。そして今、彼女は僕たちの大学でのポジションを検討しているんだ。
– Acquire:手に入れる
– Address comments to:~に話す
– Be under consideration:検討中
Leonard: Why didn’t you tell me you knew Elizabeth Plimpton? I am a huge fan of hers!
レナード:なんでエリザベス・プリンプトンを知っていると言わなかったんだよ?彼女の大ファンなんだ!
Sheldon: I didn’t realize I was obligated to share my connection with things you’re a fan of, but very well. You enjoy Canadian bacon. I’ve been to Toronto.
シェルドン:君が好きなものとのつながりを君に共有する義務があるとは思わなかったが、まあいいや。君はカナダベーコンが好きだよね。僕はトロントに行ったことがあるんだ。
Leonard: Okay, fine. Where is she going to sleep?
レナード:わかった。彼女はどこで寝るんだ?
Sheldon: My room, of course.
シェルドン:もちろん僕の部屋だよ。
Raj: Holy crap! (Through napkin) Holy crap!
ラージ: なんてこった!(ナプキン越しに)なんてこった。
Holy crap:驚いたときや困惑したときなどに用いられる表現で、「なんてことだ!」といったニュアンスとなります
Howard: Yeah, um, I have a two-part question.
ハワード: ああ、2つの質問がある。
Sheldon: Go ahead.
シェルドン: どうぞ。
Howard: A, are you kidding me? And B, seriously, are you freaking kidding me?
ハワード: A、冗談だろ?B、マジで冗談だろう?
– Kid:からかう、冗談を言う
Sheldon: A, I rarely kid. And B, when I do kid, you will know it by my use of the word bazinga.
シェルドン: A、僕はめったに冗談を言わない。B、僕が冗談を言うときは「バジンガ」という言葉を使うんだ。
Howard: So you’re saying the two of you are going to be sleeping in the same bed?
ハワード: じゃあ、2人は同じベッドで寝るってこと?
Sheldon: Yes. Bazinga. Leonard?
シェルドン:そうだよ。バジンガ。(手を挙げているレナードに対して)レナード?
Leonard: Thank you. Why is a world-renowned scientist staying in our apartment instead of a hotel?
レナード:ありがとう。なんで世界的に有名な科学者がホテルじゃなくて僕らのアパートに泊まるんだ?
– Renowned:著名な
Sheldon: Well, she doesn’t care for hotels. And who can blame her? Windows that don’t open, multi-user linens, keys shaped like credit cards, as if one walks around with unassigned slots in one’s wallet. All right, I believe I have time for one more question. Yes, Raj?
シェルドン:まあ、彼女はホテルには興味がないからね。誰が彼女を責められる?開かない窓、使い回しのリネン、クレジットカードのような形の鍵、まるで財布のスロットを割り当てられずに歩き回るようなものだよ。よし、あと一つだけ質問に答える時間があるようだね。ラージ、質問は何?
Raj: When can I sit with you again?
ラージ:僕はいつまた君たちと一緒に座れる?
Sheldon: When I’ve seen two consecutive negative throat cultures spaced 12 hours apart. You know the drill. Aldl right, if you’ll excuse me, I am off to start a prophylactic course of antibiotics.
シェルドン:咽頭培養が12時間間隔で2回連続して陰性だったときだよ。いつものことだから分かるよね?それじゃ、失礼して抗生物質の予防投与を始めるよ。
-Spaced ~apart:~の間隔を開けて
– You know the drill:いつもやってるから分かるでしょ
– I`m off:~に行くね
Leonard: I can’t believe he’s friends with Elizabeth Plimpton.
レナード:彼がエリザベス・プリンプトンと友達だなんて信じられない。
Raj: I can’t believe they let him into Canada.
ラージ:彼をカナダに入国させたなんて信じられない。
Howard: Whoa, whoa, whoa. You heard the man. Where’s your throat cultures? Kidding. Sit down.
ハワード: おい、おい、おい。聞いただろ?咽頭培養はどうした?冗談だ。座れ。